【龍が鎮まる聖地】強烈なパワースポット・龍鎮神社

龍鎮神社は奈良県宇陀市の山奥にあります。この神社はいままで参拝した中で1,2を争うほどの強烈なパワーを持つ聖地でした。

山全体が驚くほどに澄み切ったクリアな場所で、本当に冗談じゃなく、もののけ姫に出てくる「こだま」が絶対住んでるはず!!と確信してしまいました。それほどにジブリ感満載。むせかえるほどに緑が深い山奥の渓谷、龍鎮神社のご紹介です。

龍鎮神社の駐車場

龍鎮神社は公式ホームページがないので、他の方のブログ記事などを参考にする他ないのですが、どうやら自家用車は近くの室生ダムの駐車場に停めるらしいです。

私達が駐車したのは室生ダムを超え、龍鎮橋も超えて少し走った場所でした。写真を取り忘れたのですが上の画像の山道をしばらく進むと右手に大きく膨らんだ場所が出てきました。そこにすでに車が3台停まっていたので一番端に停めさせてもらい、そこから龍鎮橋まで歩きました。5分程度です。

龍鎮橋

龍鎮橋を渡ったすぐ横に「龍鎮神社境内」と書いた看板が目立つ場所にぶらさがっているので、山道を走っていて見落とすことはないと思います。この看板を曲がってまっすぐ進みます。歩いて行くとすぐに、息を呑むほどの清涼感、神聖感、ジブリ感で圧倒されるかと思います。本当に澄み切った空気。ごくり。

龍鎮神社は不思議な場所?

インターネットで情報を探していると、「たどり着けなかった人がいる」とか、神社でよくある「呼ばれないと行けない」なんて言葉がちらほら見られました。そう言われるのも納得できる神秘的な場所です。山全体が神域なんじゃない?と思っちゃうほど静かで厳かな空気でした。

2019年は落石で通行止めになっていたようですが、現在はきちんと整備され参拝できるようになっています。山奥にある「これぞ秘境!」と言うような秘境ですが、あちこちに掃除道具が置いてある点を見てもこまめに整備され、大切にお世話し守っておられる人がいることを感じられます。

おかげでこのように美しい場所に参拝できるんだと、普段からお世話されている方に心から感謝です。

龍鎮神社のご利益を考えてみる

参拝道を入って少し歩くとすぐに澄み切った水の流れが見えてきます。雨が降っていたわけでもないので水量は少なく、穏やかな流れです。

神社といえば「ご利益」があるとつい考えてしまいがちですが、ここ龍鎮神社では神様にお願い事を叶えてもらいたいとか、生活を上向きにしたいとか、人間関係を良好にしたいとか、そういった日常の悩みが吹っ飛んでしまいます。(個人的見解)

ただただ深呼吸がしたくなる、ただただ大自然の美しさにため息が出る、ちっぽけな私達人間を慈しみ育んでくれている自然に畏敬の念すら抱く、そんな謙虚な気持ちになれる貴重な場所だと感じました。

なので、ご利益は?と聞かれると「澄み切った空気をたっぷり吸い込めるので体も心も浄化される」というのが個人的にはしっくり来ます。

龍鎮神社の神域

しばらく歩くと左下に拝殿が見えてきました。神域は鳥居から向こう側ということらしいですがどう考えても龍鎮橋から参道に入った場所から神域に思えて仕方ありません。

鳥居が近くなるとこのように看板が見えてきます。それにしても怖いカビだな~(笑)

かなり低めの鳥居です。男性ならかがんでくぐらないと頭をぶつけます。鳥居をくぐるとすぐに下りの階段があり、左下には拝殿が見えてきます。

そして階段を降りている最中に右手を見ると・・・

出ました 龍鎮神社の滝壺。こんなに美しいエメラルドグリーンはなかなか見るチャンスがないですよね。鳥居から下の神域は特に清浄感が半端なくいつまでもそこに滞在したいと思ってしまうほどの場所です。

こちらは滝壺に流れ込む山の水。

水の透明度が分かるでしょうか?

見たことも経験したこともないほど神秘的で美しい場所だったため、思わず同じアングルで何枚も写真を撮ってしまいました。

このようにして滝壺に流れ込み、溢れ出した水がさらに下へ下へとゆっくりと流れていきます。

滝壺から流れ出した水がここで穏やかにとどまり、ゆっくりと下流へと流れています。

こちらは拝殿

こちらが本殿です。
拝殿から川を渡った向こう側にひっそりと鎮座しています。川の水が少ない時は歩いて本殿まで渡れますのですぐ近くまで行って参拝することができます。
ただし、床は岩肌になっており苔が生えているのでツルツルと滑ります。歩行には特に注意してくださいね。

いつまでもここにいたいのですが、日曜日の午後ということもあってか次から次へと参拝客がやってきます。以前は参拝客も少なかったようですが、今は知名度が上がったようでこの癒やしの地にたくさんの人が訪れているようです。

名残を惜しみながらも龍鎮神社を後にしました。

清涼な空気、川のせせらぎはぜひ動画でご覧ください。

さて、鳥居を出るとまだ先に道が続いています。右側には「この先は足場が悪いのでハイキングには向いていませんよ~」という内容が書かれていますが、美しい道が続いているので少し歩いてみました。

どうですか、この「もののけ姫」感。苔むした岩の上に絶対こだまが座っていると思いませんか?私には見えないだけで。笑って首をカタカタ回していると思うんです。

倒木もなんだか絵になる不思議

この清涼感、伝わるでしょうか?お昼を過ぎているというのにこの澄み切った空気。木漏れ日や川の流れ。たくさん人が歩いているというのに静かで厳かな空気。本当に素晴らしい場所でした。

たくさん深呼吸をして、日頃のストレスやもやもやが吹っ飛び、心身ともにとてもすっきりしました。

荒ぶった乙事主さまが出てくる前に帰路につきました。

龍鎮神社はこれぞ奈良の秘境!というべき本当に素晴らしい場所でした。

コロナの影響もあり国内で人の少ない自然の多い所・・・と誰もが国内観光できる場所を探しているのも参拝客が多い要因だったかもしれませんね。

この日参拝に来た人たちも、誰もがキャッキャと楽しそうで、写真をとったり深呼吸をしたりとそれぞれがこの素晴らしい聖地を存分に楽しんでいるようでした。

誰もが日々抱えている疲れやストレスを、別け隔てなくきれいさっぱり洗い流してくれているような、そんな感謝の気持ちさえ持てる素敵なスポットでした。

龍鎮神社に近いおすすめ旅館

近くに宿泊するならダンゼンおすすめなのがこちらのお宿。

1日4組限定の小さなお宿ですが、暖炉と囲炉裏を囲めるシチュエーションはなかなかありません♪
季節によって川魚を焼いたり、お鍋をつついたりとお料理がとにかく魅力的!

そしてこちらのお宿のプランでとっても気になるのが「特別龍めぐりプラン」。

龍鎮神社、室生龍穴神社、吉祥龍穴などをめぐるそうです。
実際に参拝してわかりましたが、室生龍穴神社は社務所が開いているときがかなりレア。御朱印や授与品をいただきたくてもなかなか行ける日と合わないことのほうが多いと思います。
龍鎮神社も社務所などがないため、宮司さんとお話することもまずかないません。

そう考えると、民宿むろうの方が案内・説明してくれる龍めぐりプランはかなり魅力的です。

信楽焼の陶器風呂もおしゃれで特別感たっぷり!
清潔でおしゃれな田舎の旅館で、豊かな自然に癒やされたいです。
(※公式HPより画像をお借りしています)

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