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京都市伏見区にある伏見稲荷大社は、全国に3万あるといわれる稲荷社の総本宮。
どこまでも続く朱色の「千本鳥居」は圧巻で、日本国内だけでなく世界中から観光客が訪れる大人気の観光スポットです。
千本鳥居をはじめとして、朱色が目にあざやかな本殿や立派な狛狐(こまぎつね)像などなど、インスタ映えするフォトジェニックなスポット多数!
京都観光の代名詞ともいえる伏見稲荷大社ですが、パワースポットとしても超有名。
境内や千本鳥居だけでなく、その奥にある「稲荷山」にも足を運んでみてぜひそのパワーを感じてくださいね。
~前回の記事はこちら~
日本のはじまり「橿原神宮」
伏見稲荷大社へのアクセス・駐車場
JR「稲荷」駅は「京都」駅からわずか2駅、時間にすると10分程度です。駅の改札を出ると目の前が神社の参道となっています。
駐車場は鳥居の右手にありますが、とにかく参拝客の多い伏見稲荷大社ですので常に駐車場は満車、周辺道路も駐車待ちの自動車で渋滞しています。
今回の参拝は真夏だったこともあり、平日の朝7時前に到着するとさすがに駐車場はガラガラですんなりと駐車できました。


太陽が昇ってきました。ジリジリと暑さもやってきましたが、参道が神々しく輝いています。「いらっしゃい」と優しく出迎えてもらえたような嬉しい一枚です。


楼門前の狛キツネ像
鳥居をくぐって参道を進むと大きな楼門が見えてきます。階段の上には大きくて立派な狛狐が楼門へと進む参拝者をじっと見ているようですね。


稲荷ではない神社では「狛犬」がいらっしゃいますが、稲荷社ではほぼ狛キツネがいらっしゃいます。厳しいお顔で「ふとどき者」が境内に入ってこないか監視しているようです。凛々しいお姿ですね。
口にくわえているのは「珠」と「鍵」。
この口にくわえている物にも様々な意味があり、珠は「財宝」を意味するという考え方、そして稲荷の神様の「霊徳」の象徴とも考えられています。
また、鍵は稲を保管しておく蔵の鍵を意味しているという考え方と、稲荷の神様の御霊(みたま)の象徴とも考えられています。
伏見稲荷大社には他にも「稲」や「巻物」をくわえたキツネ様もいらっしゃいます。
稲は五穀豊穣、巻物は知恵を意味しています。
次の記事では
伏見稲荷大社の境内・楼門・下拝殿・内拝殿・権殿をご紹介します。